満腹でも食べれちゃう!?ワンちゃんの食欲の謎

満腹でも食べれちゃう!?ワンちゃんの食欲の謎

 

まだまだ残暑厳しい今日この頃。
この暑さがひと段落したら、過ごしやすい秋がやってきますね♪

夏は食欲が減退しやすいと言われますが、
ワンちゃんの食に対する欲求は、私たち人間よりはるかに強いことをご存知でしょうか?

今回は、ワンちゃんの食欲のメカニズムと共に、
効果的な食べ過ぎ対策を紹介します^^

 

 

【ワンちゃんの食欲は本能】
飼い主さんからよく聞くのが、
「エサやおやつをしっかり与えているのに食べても食べても欲しがってしまう」というお話です。

筆者も自動給餌器に翌日分のエサをセットしていたところ、
夜のうちに破壊されてしまい、中身を全部食べられた経験があります(泣笑)

もちろんワンちゃんにも満腹中枢は存在するのですが、
胃が大きく、食い貯めの習性があるため、食欲に歯止めが効きにくいと言えます。

美味しそうにたくさん食べてくれるのは嬉しいですが、
ワンちゃんが要求するからと言ってエサやおやつを際限なく与えることはNG!
消化不良を起こして嘔吐してしまったり、肥満に繋がるため、絶対に止めましょう!

 

 

【効果的な食べ過ぎ対策とは?】

●1日の摂取量は変えずエサの回数を増やす
ワンちゃんはほとんど噛まずに飲み込む習性があり、
食べ物を消化するのに8~10時間ほどかかります。

エサを食べるタイミングは1日2回が基本ですが、
1日の摂取量は変えずエサを与える回数だけ増やしてみましょう!

●エサの内容を見直す
ワンちゃんが安心して食べられる低カロリー食材を活用し、
ドッグフードに少量混ぜて与えてみましょう!

例えば、しいたけやしめじ等の「きのこ」は、
ビタミン群や食物繊維が豊富で満腹感があります。
子犬やシニア犬、消化器官が弱いワンちゃんの場合は、
細かくしたりペースト状にして消化しやすい状態で与えると◎

豆腐(木綿/絹ごし)も高たんぱく質&低カロリーでおすすめです。
味付けはせず、常温に戻してから水を切った状態で与えると◎
大豆アレルギーを持つ子もいるため、初めての場合は少量を食べさせて様子を見ましょう!

鶏ささみ肉も高たんぱく質&低カロリーでおすすめです。
味付けはせず、しっかりと火を通してから与えましょう。
子犬やシニア犬、消化器官が弱いワンちゃんの場合は、
細かくしたりペースト状にして消化しやすい状態で与えると◎
鶏肉アレルギーを持つ子もいるため、初めての場合は少量を食べさせて様子を見ましょう!

 

≪POINT≫
ブロッコリーやトマト等の野菜もおすすめですが、
ワンちゃんは腸が短く栄養を吸収する前に排出してしまったり
ガス溜まりを引き起こす可能性があるため、生ではなく茹でて与えましょう!

ワンちゃんが美味しそうに食べている姿って癒されますよね^^
1日の摂取量と運動量のバランスを取りながら
ワンちゃんと食のスキンシップを楽しんでくださいね♪